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執筆者の写真ふぉとばしょ 沙耶

写真本のこだわりと印刷所比較

こんにちは!ふぉとばしょ の沙耶と申します。

写真にことばを載せたふぉとば(photo + ことば)作品を創作しています。

私の知っている範囲では写真メインで印刷されている方が少ないので、

もし誰かのお役に立てるのならと今回参加させていただきました。

よろしくお願いします。


★ふぉとばしょのwebカタログはこちら

 Twitter:@SayaPhotoba

 

【目次】

  1. 表紙写真のこだわり

  2. 印刷所の比較

  3. 入稿するまでの作業

  4. 最後に

 

1. 表紙写真のこだわり


表紙はなるべくインパクトがあり、

内容をイメージしやすい写真を選ぶように心がけています。

つい自分の好み(一般受けしない(;_;))に寄りがちですが、

そこは第三者の意見を聞きつつ選んでいます。

 

では、ここからは各作品について詳しく見ていきます。


(画像はスライドショーになっています)


青色に沈む」、「赤色に咲くは色がテーマのふぉとば本なので、

表紙ははっきりした色の写真を選びました。

ツヤッとした写真の感じを出したかったので

印刷のオプションでPP貼(つやあり)加工をしています。

本文は全て余白なしの全面写真です。

色シリーズは今後も増やしていきたいですね。たくさん並ぶと楽しそう。


パシャっと俳句」は俳人 彼方ひらく さんとのコラボ本です。

表紙は候補が何点かありましたが2人で相談した結果

物語性がありキャッチーな写真を選びました。

本文は色シリーズと違い、余白を活かしたデザインにしています。

お互いに初の試みが多くて大変ですが、

それ以上に楽しみながら作っています。


表紙:コート225kg/片面カラー(オンデマンド)

オプション:表紙片面PP貼(つやあり)加工

本文:コート110kg/カラー

製本:無線綴じ

 


正方形の作品「あさのこと」、「かえるびより」、「すずめびより」は

8ページのミニ本で、手製本です。

簡単に方法を記載すると

見開きでページを作成→A4サイズに面付→印刷後にカッターで切る→折る→

中綴じホッチキスで綴じる、という感じです。


印刷は、プリンターによるとは思いますが

家庭用プリンタの印刷設定を「写真用紙」「きれい」にすると

お店で印刷するくらいのレベルで綺麗に出ます。

が、恐ろしくインクが減るため

最終的には「スーパーファイン」「ふつう」設定に落ち着きました。

びよりシリーズは今後も増やしていく予定です。

次はカマキリかカナヘビかな?タイトルを囲む足跡に悩みそう......。


印刷所:自宅(EPSON家庭用プリンタ)

表紙:コクヨ スーパーファイングレード(厚紙用紙)

本文:コクヨ スーパーファイングレード(両面印刷用)

製本:中綴じ

 


2. 印刷所の比較

「ちょ古っ都製本工房さん」と「グラフィックさん」を簡単に比較してみます。

まだ2社にしかお願いしたことがないため、

もし他にもおすすめがあれば教えていただけるととても助かります。


物書きのフォロワーさんたちがよく利用されていたので、

へちまの写真集第1弾はこちらを選んでみました。

明るい部分については割と綺麗に印刷されていました(2枚目)。

ただ、暗い部分のノイズが目立つので、そこはちょっと気になります(3枚目)。



ノイズがどうしても気になってしまったので、

色々検索した結果、へちまの写真集第2弾・第3弾で利用しました。

明るい部分(2枚目)も暗い部分(3枚目)も割と綺麗に印刷されていました。


結果

写真メインの作品の場合は、グラフィックさんの方がいいなという印象です。

お値段はその分アップします。

へちま本第1弾と第2~3弾でページ数が違うのに頒布価格が同じなのはそのため......。


以下、それぞれの詳細をまとめておきます。


3. 入稿するまでの作業

例として、私がグラフィックさんに入稿する場合について箇条書きにします。

もし需要があるならば、もっと細かく自分のブログにでもアップします。

  • サイトから注文(かんたん入稿の場合は注文時にチェックを忘れずに!)

  • 対象サイズのテンプレート(Illustrator用)をダウンロード

  • 使う写真をPhotoshopで開き、RGB→CMYKに変換

  • 色や明るさなどを補正(CMYK変換すると色がくすむため(;_;))

  • Illustratorに配置、デザイン(2ページ(見開き)で1ファイル)

  • 全ページをpsdファイルに変換(※1)

  • サイトの かんたん入稿 画面で入稿


※1 プレビューを見ながらアップロードできるため【かんたん入稿】を選んでいます。

  aiファイル(Illustrator)に対応していないので、

  psdファイル(Photoshop)に変換する作業が発生します。

  【WEB入稿】の場合はaiファイルのままでOK。



4. 最後に

まとめてみて、意外と色んな作業やってるんだなぁと

振り返りができて楽しかったです。

市販されている写真集の綺麗さに憧れがありますが、

部数やお値段の関係でなかなか難しいですね。

一度、ハードカバーで印刷画質が最高な写真集を作ってみたいものです。

頒布価格がすごいことになりそう。


テキレボEX2では、今回紹介した本以外にポストカードやしおりもありますので、

webカタログを見ていただけると嬉しいです。

あと、今回はへちま本1~3をセット価格で頒布します。

猫好きさん、へちま好きさんはこの機会にぜひ。


最後までお読みいただきありがとうございました!!



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